お茶のながやのこだわり

2023/01/23 22:34

いつもご利用ありがとうございます。

お茶のながやです。

お茶など商品を買う際に、一つの基準となるのが「こだわり」や「思い」だと思います。

「こだわり」はどんな生産者でも何かを作る際に、必ずあると思います。

ただ、作っている人からすると「当たり前」だということが、その人のこだわりだったりします。

それを、言葉やデザインにして伝えないと、初めて買う人は、何が違っているのかわかりにくいので、

興味を持ってもらえることも、買っていただくことも難しいですよね。

なので、今回はお茶のながやのこだわりを大きく３つ紹介します。

1.農薬を1番茶にかけず、有機肥料のみを使用する。

まず初めに当園は、完全無農薬ではありません。

1番茶としての新芽に農薬をかけず、2番茶に親株を守るため「1度」使用しています。

また、1番茶の新芽は、「残留農薬検査」を行い残留農薬の検査を定期的に行っています。

こちらは商品の「新芽が出てから農薬を使用していません」というシールで表示しています。

この先、「無農薬」を目指すかもしれませんが、「味が変わってしまうこと」や「生産量の低下」

があり、現在は「減農薬」というかたちで栽培しています。

また、肥料は「有機肥料」のみを使用し、豊かな土壌でじっくりとお茶を育てています。

環境と人に配慮し、可能な限り持続して栽培できることを目標にしています。

2.全ての茶葉（番茶以外）の収穫前に遮光を施す。

お茶は収穫前に「遮光」することで高品質に仕上がります。

光合成が抑制され、旨味成分のもと「テアニン」が苦味成分に変わることを防ぎ、

しっかりとした「旨味や甘味」を感じられ、鮮やかで「覆い香」を感じるお茶になります。

「玉露」や「かぶせ茶」が有名ですね。

新芽の成長をみながら、全ての畑に黒いネット（寒冷紗）を広げます。

そして、約1-2週間後、収穫前に畳み手早く収穫します。

このひと手間で、お茶の味わいがまろやかで「苦味」の少ない味になります。

小さい農家だからこそできる、この手間を惜しまずに毎年行っています。

3.普通蒸し煎茶でお茶本来の素朴な味わいを

※写真は仕上げ前の荒茶になっています。

お茶は品種や栽培法もありますが、

「蒸し時間」でも味わいが変わります。

「深蒸し」ですと、「渋味」「新鮮な香り」が抑えられ、コクと甘味のあるまろやかな味わいになります。

それに対し、「普通蒸し」や「浅蒸し」ですと、「お茶本来の香り」「旨味と渋味」が楽しめます。

当園では、遮光の手間でできた美味しい新芽を最大限に生かすために「普通蒸し」で仕上げています。

当園で栽培した茶葉そのものが持つ、「素朴で新鮮な香り」「旨味とすっきりとした甘味」「程よい渋み」を是非ご賞味くださいね。

また、茶葉に小さな茎が少し残っています。

「茎」には旨味成分が多く、「葉」の味わいのアクセントになっています。

味わいを生かすために、「ぬるめ60-80℃」でゆっくり抽出するのがおすすめです。

まとめ

当園ではこのこだわりと、

「美味しいお茶を毎日飲んでほしい」という思いから、

お求めやすい価格で高品質のお茶を提供しています。

飲んでいただける方の、少しの息抜きになるようなホッとするお茶をこれからも作り続けていくので、

気になった方や興味が出た方には、お気軽にお手に取っていただければ幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございます。

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